他社で活躍する高速電車

はじめに

習志野都市高速鉄道では、中古車の導入が長く続いており、その中古車が引退する頃には「もう使い物にならない」というのが実際のところであるから、習志野都市高速鉄道から他社へ車両を譲渡をした例はほとんどない。

しかし、例が全くないわけではなく、過去にいくつかの例が存在する。このページではそんな「習志野都市高速鉄道から譲渡された車両の話」をまとめていく。

京埼急行電鉄50・20形

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50・20形は1973年の運用離脱後、事業用車両として転用された3両(51 - 53)の他13両は解体する予定であった。しかし、京埼急行電鉄より譲渡して欲しい旨の打診を受けたため、残った13両(54 - 58、21 - 28)は同社に譲渡された。

譲渡後は7両編成2本を組むことになったが1両足りない。この時に不足した1両は、京埼急行電鉄側の手持ちの台枠等で車両を造り、59と付番され編成に組み込まれた。

この頃の京埼急行電鉄では在来車の更新を行っており、車両の不足が発生した。そこで短期間だけ穴埋めしてくれる車両として、車体が更新されたのにも関わらず短命となった50・20形に白羽の矢が立ち、導入することになったという。

1973年に入線し、1975年まで運用された。

余談であるが、譲渡の打診があった際、習志野都市高速鉄道の担当者が京埼急行電鉄から習志野都市高速鉄道に譲渡するものだと勘違いしたという逸話が残っている。「『こんな会社に車両を恵んでもらえるとは有り難い話だなあ』と思ってよくよく話を聞いたら、『ウチの車両が欲しい』という話で驚いた」とは当時の担当者の弁である。

編成は以下の通りである。
55 54 21 28 58 22 25
57 59 23 24 56 (26→)53 27
M M T T M M T
  • 凡例
    • 先:先頭車
    • 中:完全中間車(運転台を撤去し車端部を切妻化した車両)
    • 半:半中間車(運転台を撤去したが、元の形状が残っている車両)
    • M:電動車
    • T:付随車又は制御車

白沼鉄道1000形

習志野都市高速鉄道に最後まで残った1000形冷房車(2連6本)であるが、冷房付であることから白沼鉄道に譲渡された。

白沼鉄道では出自が別ながら足回りが同じであった200形(単行車、MT40を使用)とともに運用され、朝ラッシュには1000形2両編成に200形1両編成を連結した3両編成を組むこともあった。

その後、2009年に本数見直しに伴い1編成が廃車となった。それからしばらく動きはなかったが、2015年から2017年にかけて大手私鉄から2両編成6本を譲受することになった。2017年1月現在では、200形は既に全廃、1000形についても3月末までに全廃される予定である。

  • 最終更新:2017-02-15 17:27:06

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